秋のかをり・・・

今年も・・・この香りに出会えました。

ある日 突然 気がつくと 一面にこのかおり・・・

9月の初めのころ この暑さを思うと本当に秋なんてくるのかしら・・なんて疑いたくなるような感じでしたが、

今年も間違いなく 秋はやってきて そしてこのかおりが 私の深呼吸の回数を増やしています。

娘の所属している各務原児童合唱団は 各務原市民公園のすぐ近くの 那加福祉センター で練習をしているのですが、

そこにもたくさの金木犀があります。先日迎えにいったときに 360度の方向からこの香りに包まれているような場所にいて

なんだかとても幸せな気持ちになりました。ああ・・ありがとう・・なんて 思ったりして。色んなことを考えて 小さなことにも・・ 私にとって大きなことにも・・・。

昔・・小学生のころからの感覚・・

秋になって 陽が早く落ちるようになり、夕方は急激に寒くなり、天気のいい日 昼の暑さにあわせた半そでの腕に風がしみます。

夕日が後ろから迫ってくるように 大きく 赤く 夕焼けの空はその美しさから闇に 見る見る姿を変えていきます。

大勢で遊んでいた放課後の学校。急いで向かう家路の途中 なんとなく寂しくなってしまって 走って家に向かいます。

一番星が見えるころ やっと家が見えると 家の窓から漏れる温かそうな明かりに なんだかとても安心して 急にお腹がすいてくるのです。

「ただいまー」

というと。

「おかえりー 遅かったねぇ もう早く暗くなるで はよ帰ってこないかんよー」

という声・・・。   こんな当たり前の日常の幸せの思い出を、私はいつでも思い出し いつでも キュンとなるような幸せな感情を 抱くことができます。こんな風な思いを どうか どうか 子どもたちの胸にたくさんたくさん残せますように・・。

きんもくせいが香ると・・いつもそんな風に思うのです。