ツナガルヒツジ レポート🐑
https://www.instagram.com/tsunagaruhitsuji/?hl=ja
一宮市の登録団体となりました『ツナガルヒツジ』
シュタイナー教育でも『手仕事』は心と身体の成長に欠かせません。
手仕事を通して、ものを作る楽しさや工夫する力、人とのつながり
の大切さを学びます。
言葉で表現するとなんだか通り一辺倒な感じがしますが
実際に体験する事って、大人にとっても子どもにとっても
全然違う”体感”があります。
少しずつ形になる体験の中で、自分の手で作る喜びや、
受け継がれてきた知恵にふれることができます。
おっと!前置きが長くなってしまいました。
今回はダーニングワークショップ
場所は一宮の本町にある三八屋さん https://www.instagram.com/comcafe38ya/?hl=ja
大切に使っていた日常使いの靴下や
繕っても期続けたいお気に入りのワンピースや
ちょっとシミが出来ちゃった利してるけど、その他は全然悪くなっていないから
…というようなモノをそれぞれ持ちより、
指導(というような堅苦しい感じではないのですが(;^_^A)を受けながら
みんな思い思いにチクチクチクチク…
私はこれ
この縫い方は」、応用編の「ハニカムダーニング」という手法です。
セーターなのですが、なんと中学生の時に母に編んでもらったセーター
ウールとコットンのほそーい糸を一緒に編んでくれたセーターで
ざくざくと編んでもらいました。
母はそれはそれは編み物が得意な人だったので、
このシンプルなセーターを望んだら
「えーーー…おもしろくない…けど」
といいながらも、2~3日で仕上げてくれました。
前後ろが分からないくらいシンプルなので、襟ぐりの後ろ側に
赤い毛糸でする詩を付けてくれました。
肌が敏感だったので、ウール100%だと襟元がチクチクすることもあったのですが
このウールとコットンの混合のセーターは肌触りもすごくよくって気に入りました。
母は、ずっと編み物をしていたので、私は
”編んでもらって当たり前”
という感じで、このセーター、かなり大柄?おおざっぱ?な着かたをしていました。
このセーターを着たままペンキ塗りをしたこともああったり、
コットンも入っているので、洗濯機でじゃんじゃん洗ったり
それはそれは申し訳ない扱いだったのですが
それでも、このセーターは58歳の今に至るまで、私の手元にあり
風合いや肌触りや色…今でもお気に入りのままです。
今回は、だいぶくたびれてしまったこのセーター
ペンキがついていたり、ひっかけていまったり
洗濯機で回したおかげで、網目が伸びてしまったりした部分を
ダーニングしました。
時間の関係で、今回は1か所しかしませんでしたが、
今後、ちょこちょこと直していって
新たなお気に入りに進化させよう…私と母の合作にしようと思います。
モノがただのものじゃなくって 大切な思い出の一つとなってかけがえのない宝物になる
そういうことも ツナガルヒツジ としてのコンセプトにぴったりです。
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