何もかもに感謝

実はこれ少し前の朝の景色

最近は曇りの日が多くて、でも朝の湿度が川の中から生まれてくるような空気感は

この地域独特なのかもしれないなぁ

なんて思いながら歩いています。

 

この景色を見ていると

 

「この風景に出会えるのは今日だけで 本当に一期一会なのだな」

と改めて感じます。

 

バイオグラフィワークに出会って、学びを進め

そういうことがより一層心にしみるようになったのかもしれません

 

先日 甲斐大泉の『せらひうむ』でのシュタイナー講座に参加しました。

レストランのオーナでもある、藤本 佳志(ふじもと けいじ)氏は

古くからシュタイナーの思想を学んだシュタイナーの精通者で、

その地で勉強会を重ねていらっしゃいます。

 

その場に訪れ、その場の空気に触れ、その場の人々と共に時間を過ごし

シュタイナーの学びを藤本氏自身が語る言葉で聞く

 

この、一見時代から取り残されたようにも感じる一連の行為は

至福のものでした。

 

生きた言葉を聞く

 

彼の話していることは、本の上では読んだことがあることもあるし

読んでもさっぱり理解できないこともあったり

こういうことなのではないかな…と私なりに解釈したこともありますが、

 

彼の理解を通って、彼の口から、彼の表現で語られたその言葉は

私の心に確実にただの知識とは違う一種の喜びを感じさせてくれました。

 

私は、バイオグラフィワークをとおしてシュタイナーの学びを続けています。

 

人生には偶然に見える出来事の中に、深い意味と流れがあります。

ほんの日常の些細な出来事の中に、実はそっと本質を抱いてくれています。

 

バイオグラフィーワークは、

そんな人生のひとコマひとコマを、そっと見つめてみる時間です。

 

「どうして私はこんな道を歩んできたんだろう?」

「この経験には、どんな意味があったんだろう?」

問いかけてみると、不思議と心がゆるみ、今の自分にやさしいまなざしを向けられるようになります。

 

そんな風に感じられることって 凄く特別な感じがしませんか?

 

でも、それって気が付かないだけで、いつもそばにいてくれるのですよね。

 

今回のこの気づきも、そんな日常の中に潜んでいるものに

少し変わったスポットライトを当てただけなのかもしれません。

 

私は、この些細で 大切な幸せな気づきを 伝えたいんです。

 

どうか、ご縁がつながりますようにと、いつも願っているんですよ

 

熱がある言葉は 圧がかかってしまうんじゃないかと

私自身身構えてしまいますが、

伝えずにはいられないんですよねぇ

バイオグラフィワークが好きなんです。

 

そうそう、今回嬉しいシンクロがありました。

その日が誕生日の方が、せらひうむにいらっしゃるかもしれないなぁと思って

 

直前に行った「平山郁夫 シルクロード美術館」でポストカードを買って

ちょっとしたプレゼントをしようと準備していました。

(このミュージアムは2回目なのですが、展示品がその都度違って…何度見ても素晴らしいのです)

すると!なんとその方も私にポストカードを買ってくださっていたのです。

 

実は私も今月誕生日で、彼女の泊まってペンションのいたすぐそばに

「ターシャ・テューダー ミュージアム」があって、

千亜紀さん好きだもんねぇ…お誕生日だし…と買ってくれていたのです(´∀`*)

ポストカードもうれしいし、思ってくれていること自体が嬉しい( *´艸`)

 

 

びっくりはまだ続きます。

私は車で行ったので、車の中にそのポストカードを置いたままになっていて

講座が終わったら渡すね…と言っていました。

講座が終わったら、なんだかんだとそれぞれが交流をしていて

彼女が帰る時間にいなってしまい、挨拶するタイミングもなく先にに帰路についてしまいました。

 

あらら…今度会った時に渡そうかなと、何となく思っていたのですが

 

なんと!!!

高速のサービスエリアのトイレで、ばったりと会ったのです!

帰る時間も違うし、寄り道もしたり、渋滞もあったりしたのに

ばったりと出会うなんて

 

こういうこともあるんですよねぇ

 

お互い驚いて、すこし固まって

無事にポストカードを渡すことができました。

 

なんて偶然…そして必然

 

大恩人の師 近見富美子さんが日本に、伝えてくれたバイオグラフィワーク

それも、スイスドルナッハ・ゲーテアヌムにある『精神自由大学』の

”認定コース”として私たちに手渡してくれました。

 

せらひうむにも、バイオグラフィーワーカーが何人か集っていて

彼女のことを話しました。

彼女の死は、まだ…つらくて呆然としているところもあります。

でも、同じ思いを持つもの同士・同志とつながっているということは

まぎれもなく私に勇気と力を与えてくれます。

 

同時に、シュタイナーの学びが私の中に生きていることを

強く感じます。

 

ただただ感謝しかありません