ご質問のひとつにお答えして

たくさんのご質問やご相談を受けて・・・

お人形講座や水彩画の体験などについて たくさんの方からご質問やご相談をいただいております

そのことについて、私の思いをお伝えしたいと思います。

今回は

ウォルドルフ人形についてです

ウォルドルフ人形は正確に言えば登録商標をされている「商品名」となります。

シュタイナー教育をもとに作られた人形がもともとあったのですが、当初は口伝えで作られていました。

そのお人形をシュタイナーの理念をもとに、 スウェーデンのシュタイナー学校にかかわっていたカーリン・ノイシュッツさんが体系化して作られました。そして彼女の理念を受け継いだ、佐々木奈々子さんが(一般社団法人 スウェーデンひつじの詩舎理事)日本に伝えました。

「ウォルドルフ人形」は最初のシュタイナー学校である「ヴァルドルフ学園」のヴァルドルフをスウェーデン読みしたものが「ウォルドルフ」となります。

スウェーデンでは手仕事が国民性に現れる程なじみの深いものですが、日本…特に現代ではその素材を手に入れることも難しくなっています。

子どもたちのためにより良いものを、そしてクオリティーを保って提供できるようにするには

それは大変な努力を経ています。

そしてこのお人形が皆さんのもとに届くように、今も努力を続けています。

その理念を受け継いだ講師たちは講師になるまでの努力もさることながら、その後も日々努力を重ね、研鑽しています。

なんだか、仰々しいですが

要するに手仕事が大好きで、子どもたちが大好きでシュタイナーの理念がもっともだと心から思っているから 努力が楽しいのです。

法律的に言うと「ウォルドルフ人形」というなまえや、それに準ずるものを使用しなければどなたも類似したお人形を作ることは自由ですし、

知らない方にとっては、そんなことを声を大にして言うことも何か資本主義的に感じるとおもいます。

問題はそこではなく

子どもたちにとって、どんなものがより良いものなのかということです。

私は

講師になることが、一番良いものを伝えられる

と、考え、そしてそれは全くその通りでした。

自信をもって伝えられるものは、物質だけではなく『思い』もです。

「ウォルドルフ人形」と正々堂々とお伝え出来ること

シュタイナーの理念を理解して伝えられること

プロとしての技術をもって、どなたにもできるだけ同じクオリティーの完成品を作るよう指導できること(初心者でも、苦手意識のある方でも、得意な方でも…どなたでも)

その時間が幸せで、楽しいと思ってもらえるような思いがあることは、その確かな裏付けのたまものです。

どうか、御縁のある方々にこの思いがつながりますように。

祈ります。