ひと段落…

今年も急に曼殊沙華が燃えるように咲き始めました。

夏の名残のツユクサやイヌタデのたたずまいや色にも心惹かれます。

 

先日、バイオグラフィワークの継続のクラスが一区切りを迎えました。

このコロナ禍になっても、対策はしているとはいえ

対面のクラスで続けてこれたことにまずはホッとしています。

 

アントロポゾフィーの学びはずっと研鑽し続けられる喜びがありますが、

それを共有できる喜びはまた格別です。

 

私はツールであると思っています。

 

バイオグラフィーワークは自分の人生を使って自分自身のために気付きをもたらしてくれます。

自分の人生とそして、グループの力によって新たな扉を見つける事が出来

それが、じんわりと自分の生活の中に浸透していきます。

 

日常の無意識の中に潜んだその人だけの花を咲かす種を見つける、

シュタイナー=アントロポゾフィを基礎として体系つけられたバイオグラフィーワークは

ファシリテーターである私が何かをするわけではなく ただ「渡して」いくだけで

その人自身が何かをつかむことができるのです。

 

だからこそ

ファシリテーターの在り方も問われるのだとも思っています。

 

ビーンズという場所に集ってくださる皆さんの「想い」がそれをつなげていく大きな力の一つになっています

見えないものが有機的につながる

見えない世界が物質的な世界と同じように存在している

それは現実世界を生きていく中に必ず一緒に見えない世界の何かが存在している

ということ。

それは別々の世界ではなく同時進行で存在していて、視点が違うだけ。

その視点を持つのは「私」以外の何物でもなく

「私」しかその視点に気付くことができない。

それは真の意味で「一人」では気が付けない。

 

…のです。

 

また、新しい講座についてはお知らせします。

コロナ禍でなかなか思うようにいかないかもしれませんが。

心はいつも自由にとんでいます。