時間の旅

GWもあっという間に過ぎましたね。

みなさま、それぞれ思い出に残る日々になったのではないでしょうか。

 

今年のGWはカレンダー通りだと飛び石でしたので、

前半後半に分かれたお休みでした。

少し前にお知らせしましたが、私は前半 バイオグラフィーワークのトレーナーズコースで

伊豆の合宿所でカンズメの日々でした😆

伊豆も自然が豊かで、鳥の声も私の住んでいる地域とは違う響きを聞かせてくれたり

合宿所が森の中にあるので、リスがいたりしてホッと一息付けます。

今回のテーマは 『ダブル』

心理学用語では「シャドー」と呼んだり「ドッペルゲンガー」と言ったりしています。

 

シュタイナーのそれは、自分の思い込みの中で作り上げた”影”の部分

無意識の世界…自分にとっては当たり前というか、全く意識していない部分で

理論的(思考)ではなく反射的に感情が揺り動かされたことにあえて注目し、

何が自分をそうさせたのかを見ていきます。

 

自分にとっては善意であったことでも、他者にとって迷惑であったり傷つけてしまったりする

その逆もあり、とても傷ついたりショックだったことも 相手にとっては自分の中の正義で行動していたり

 

自分にとって善意をもって接して誠心誠意の対応をしていたとしても、否定されたり攻撃されたり

することがあると、本当にショックで、それこそトラウマのような感情も生まれてきます。

どこが“悪かった”のかわからなかったりすると、自分を責めたり、相手を責めたりして

何とか、心の中で決着をつけようとしますが、たいてい感情が追いつきません。

(今日はあえてバッチフラワーの話はしないようにしますが…)

 

人間だれしも多かれ少なかれそんな経験があると思います。

 

そうやって自分自身を創っていくので、そのこと自体は善悪ということではなく成長のための恵みと言えます。

 

ただ…つらい

出来れば避けたい…

 

でも、自分自身の成長を求めていくと そこに目を向けないといけない時もあります。

 

なんだか同じようなケースで困ることがある…

関わる人は違うけれど、なんだかこのこの感じは前にもあった…

いつもこういうことでつらい気持ちになる…

そんな風に思う時は、シュタイナーでいう

『高次の自我』

からのメッセージを直感的に受けている時なのかもしれません。

 

人は自分を成長させたいと願い生まれてくる

 

バイオグラフィーワークで扱う時は、過去の自分がそれを思い出しても大丈夫なシーンを選んで

そこを丁寧に掘り下げていくのですが

驚くことに今につながるものを自分で気が付くことができる

 

前提として守られていることがあったうえで

自分の内側に入っていくので、無理はしないのが基本ですが。

不思議なことにその時に必要な気付きがあるように思います。

 

今回の大きな気づきは

「克服するものではなく 無意識の世界から意識の世界に自分で持ち上げてくることが大切なのだ」

ということでした。

何度も辛い思いをして、なぜ私は成長しないのか…と

相当落ち込んでいたのですが、

「落ち込んでもいいけど、それができない自分を責めたりしなくても別にいいか。

良し悪しではなくなぜそのような感情に襲われたのかが、思考で理解できたのは

私にとっては救いになったし、きっとそれを意識することで同じループのなかからは

少し抜け出せるんじゃないかな」

 

私は今 いろんな区切りの年を迎えていて、

さまざまなことが起こっています。

それをどんな風に自分で変容させていくのか

今はまだ近すぎてみることができませんが

年を重ねることで、何が見えるのかなぁと、学べば学ぶほどどんどん興味がわいてきます。

 

そんな、バイオグラフィーワークをつたえたい

今日も改めてそう思っています。

近々紹介講座のお知らせをしますね

しばらくお待ちを(●^o^●)