感謝を胸に

恩師がご逝去された

突然の知らせに、心も身体も固まってしまって

しばらく動くことができなかった。

 

今でも、信じられない

もうこの世でお会いすることはないのだと

 

知らせを聞いた夜

一人でろうそくを灯し 祈り 感謝をし

 

シュタイナーの瞑想と祈りの言葉の中の『死者のための祈り』をささげた

 

私の導きの星…ポーラースター…だったひと

最初にお会いしたとき、頭の中に印象があらわれた

 

「あなたの持っているのは 金の斧?銀の斧?」

と、問われているようなイメージが沸き上がってきた。

 

そこから、私のアントロポゾフィーの探求の旅が始まった。

 

あのころの私は、どこに進んでいくのかわからずにいた

でも、シュタイナーの学びをしたいという消えない炎は胸に灯っていた。

 

太陽の出会いがあり、

まるで奇跡のように導かれて、

その師にも巡り合えた

私の心からの願いが、共鳴したのだろうとも思う。

 

そして そんな

大切な恩人が また、死後の生へと旅立たれていった

 

シュタイナーの哲学を学ぶと今世だけではなく、

魂は存在し続けて、

具体的に『死後の生』についても学ぶ。

 

そのことは私の中でも、かなり現実味があり物質的なものと同じようにも感じる時がある。

 

今回の知らせの後、思考がやっと動くようになってから

きっと今頃は ”死後の生”を満喫していらっしゃることだろう…と

先に言った方々と、

シュタイナーの言っていることってこういうことなのね…死んでみないとわからないものねェ

なんて言って…

 

そんな風に思うし、今世にいる時と同じような 興味津々の表情で

次のステージへと向かわれているのだろうと

 

おもう

 

思うけど、この喪失感はどうしたらいいんだ

 

悲しみや辛さとかに打ちひしがれるということとは少し違う

 

喪失感

 

確かに悲しいし辛いけど

その存在がなければ、今の私はないというほどの影響の大きさ

そんな大きな存在、目標、憧れ…が

もういない。

 

頭ではわかっているけど

バッチフラワーのお世話にもなっていて

とっても冷静ではあるし、日常もちゃんと楽しんでいて義務も責任もはたしている

 

でも、ふと 大きな穴が

 

涙がこぼれる

 

もうすこしだけ 悲しんだままでいようと思う

 

ちゃんと感謝して感謝して感謝して過ごします。

 

バイオグラフィーワークを日本に紹介してくださって

ありがとうございます。

私の人生は,確実に癒され

魂の光の方へと進んでいます。

そして、その意志を受け継いで生きます